コンボルト・ジャパン株式会社

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コンボルト型地上タンク

7.開発の背景

1980年代、米国において土壌汚染や地下水汚染による環境問題が多発し、地下埋設式タンクの管理責任者には、厳格な保守管理を求め、万一環境汚染を起こした場合にはその浄化責任のみならず損害賠償責任を負わせる等、環境汚染防止に真剣に取り組んでいました。

この為、地下埋設式タンク所有者の環境対策コストは莫大となり、所有者の経営を圧迫する要因ともなり、地上設置式タンクへの移行が加速してきました。しかし、地上設置式タンクの場合、油の漏出対策のみならず火災・地震・台風・洪水・錆び対策等も含み、近年は人的災害、特にテロに対する安全性も考慮する必要がありました。
これらのニーズに適合した製品の開発を米国消防当局及び環境保護庁より依頼された米国コンボルト社は、各種テストを繰り返し、10年余の歳月を経て、防油堤一体型の「コンボルト型地上設置式燃料タンク」を完成させ、欧米及び日本国内の米軍基地へ設置されてきました。

ただし、同タンクを日本国内の米軍基地以外で設置する場合には、日本の消防法が適用されるため、防油堤の設置を省くことが出来ませんでした。しかし、2009年10月、同タンクのマンホールに改良を加えることにより、危険物保安技術協会から、国内初の「防油堤と同等の機能を有したタンク」との評価を得て、欧米各国同様に防油堤の設置を省くことが可能になり、国内においても普及しつつあります。