コンボルト・ジャパン株式会社

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コンボルト型地上タンク

5.製造工程

工場全景

工場全景

コンボルト型地上タンクを製造する工場内には、73.5m×20mの工場に35トンの天井クレーンが2基設置され、製缶 工程からコンクリート打設を一貫して作業が進められる十分なスペースとなっています。

タンクの受注を受けてお客様のもとに出荷するまでは、以下の工程となっています。

基本設計の様子

1.受注

タンク屋根部の各ノズル位置やサイズ等は、自家発電機やボイラー、船舶給油取扱所等の燃料貯蔵タンクとして、標準的な仕様で設計されていますが、お客様のご要望により、タンク設置場所の条件や自家発電気等との接続配管に適した配置に設計、製作が可能です。

内部鋼製タンクの溶接加工

2.製缶工程

お客様との打合せで決定した設計図に基づき、弊社の熟練溶接工により、鋼製タンクの補強版、側板、屋根板等が組み立てられ、最後に屋根部への各ノズルが取り付けられます。そして、非破壊検査員による溶接線検査や気密試験を行います。

消防立会の水張検査

3.水張検査(消防立会)

製缶工程で組み立てられた内部鋼製タンクは、消防法の基準に基づき、完成検査前検査として所轄の消防本部に申請し、タンクを満水状態にして、溶接線の漏れ検査・鋼製タンクの寸法測定・鉄板の板厚測定・図面やミルシートの立会検査を受けます。

保温材で全面被覆

4.梱包工程(その1)

内部鋼製タンクの品質を十分に確認した後、タンク全面にポリスチレンフォーム(発泡スチロール)を貼り付けます。ポリスチレンフォームは保温・断熱性に優れており、従来型の鋼製タンクには見られない近隣火災の輻射熱の影響を受けにくい機能を果たします。

ポリエチレンシートで被覆

5.梱包工程(その2)

発泡スチロールで覆ったタンクを石油類に強い高密度ポリエチレンシートで下から包み込みます。このポリエチレンシートは長い年月の供用期間中に、万が一、鋼製タンクが腐食で貫通した場合でも内部の危険物がタンク外部への流出を防止する大変重要な役割を果たしています。

コンクリート打設

6.コンクリート打設

タンクは鋼製の型枠内にセットされ、継ぎ目無しで生コンを打設します。このように厚さ15cmの鉄筋コンクリートで保護されているので、従来型のタンクに比べて、塩害による腐食や外部からの衝撃、又、近隣火災時における輻射熱からの断熱性は格段に優れています。

真空試験

7.真空試験

約1週間のコンクリート養生後、型枠を外して内部鋼製タンクとコンクリートとの間隙に真空試験を行います。この試験はコンクリートのひび割れやタンク屋根部の各ノズルとの間に隙間があると外部からの雨水が侵入し、腐食の要因となるため、その確認の為に行われます。

塗装仕上げ

8.塗装工程

最終工程として、塗装及び表示版を取り付けてタンクが完成します。塗装は下塗り、中塗り(玉吹付)、仕上げ塗りの3回塗りを行います。
塗装の色や標示のデザインは、お客様のご要望に応じて変える事が可能です。

出荷の様子

9.出荷

完成されたタンクは、県内でも1台しか無いという大型のフォークリフトにより、工場内でトレーラーに積み込み、設置場所に向け出荷されます。